当院ではエキゾチックアニマルの診察も行っております。犬や猫とは全く異なった生態を持つ生き物が多く、飼育面からの病気が多数です。そのための飼育相談も行っております。
日々進歩する先端医療を常に学びながらエキゾチックアニマルにも応用していきたいと考えております。
- 小型哺乳類
- ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモット、リス、モモンガ、ハリネズミ、チンチラ、プレーリードック、オポッサム、リスザル、ショウガラコetc
- 鳥 類
- セキセイインコ、オカメインコ、コザクラインコ、ウロコインコ、ボタンインコ、マメルリハ、ニワトリ、ヨウムetc
- 爬虫類
- トカゲ(アオジタトカゲやフトアゴetc)、ヤモリ、カメレオン、リクガメ(ホシガメやロシアリクガメetc)、 水亀(アカミミガメやスッポンモドキetc)、ヘビ(ボールパイソンetc)
- 両生類
- ウーパールーパー、カエルetc
その他にも飼い主さまと協力し合い、可能な限り対応したいと考えております。
尚、魚類につきましては院長自身、種々の熱帯・海水魚を幼稚園の頃から30年近く飼育しているためご相談下さい。
当院では高度医療に対応するためCTやMRIなど様々な設備を備えております。 その高度医療をエキゾチックアニマルにもお気軽に利用していただきたいと日々新しい知識を学んでおります。
症例報告
ウサギの子宮腺癌
避妊していないウサギは、高齢になると子宮癌の発症率が高くなります。
3才で50%、5才では80%近くともいわれています。
症状は血尿(実際は子宮内からの血様液が血尿に見える)が一番特徴的な症状です。
基本的にはレントゲンやエコーで診断しますが、必要ならば当院ではCTを設備しておりますので、CTで確実に診断します。
- なお近年は早期発見・治療以上に、予防医学が主要となっており、当院では早い時期での避妊手術をおすすめしております。
(当院での避妊手術の時期の目安:生後6ヶ月)
- 皮内縫合や痛みをやわらげる処置を行い、負担を減らす事で短期間で体力を回復できるように工夫しています。
症例報告
落下によるアカミミガメの骨折
- X−ray
- 複数の骨折が分かりますが内部の構造は不明です。

- CT
- 脊髄や肺、内蔵の損傷などレントゲンでは判断が難しい部分もCTでは明確にする事が可能です。
